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美海紀行
干瀬について
干瀬(ヒシ)は、珊瑚礁などからできた平らな岩の浅瀬のことです。
干瀬は防波堤の役目を果たしています。海が引くと海面上に現れそこでは海草や魚介類が豊富に取れます。
沖縄で一番大きい干瀬は、宮古諸島の北に広がる八重干瀬(ヤエビシ)です。
東西6.5キロ、南北10キロもある幻の大陸とも呼ばれています。
旧暦3月3日の大潮には、沖縄各地で浜下りという祭りが行われます。
潮の引いた干瀬で潮干狩りをするのです。
昔は女性だけの祭りでしたが、近頃は家族皆で浜下りを楽しむことが多くなっております。
干瀬には、沖縄の人々の暮らしを守り支えてきた大切な場所なのです。
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