美海紀行

   螺鈿細工

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                         美海紀行

螺鈿細工(らでんざいく)について

沖縄では古くから螺鈿細工が盛んで中国皇帝や、江戸の将軍などに献上品として贈られていました。

螺鈿細工とは、薄く削った貝殻を絵柄に合わせて切り抜き漆器の表面に貼りこむ中国伝来の技術です。

沖縄近海では材料となる夜光貝がよく採れること、漆(ウルシ)の渇きが早く貝の貼り付けが容易なことから螺鈿細工が盛んになりました。

琉球国王は螺鈿職人を特別に取立てたり、貝摺奉行という役職を置き品質を管理したり螺鈿細工を大切に保護しました。

そして、東北平泉中尊寺の金色堂にも琉球の美しい螺鈿を見ることができます。

南の海で生れた螺鈿は平泉の文化の中で今もほのかな光をはなっています。


※美海紀行はNHK大河ドラマ「琉球の風」を参考にしました。

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