沖縄の御願 |
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沖縄の御願は本土とは違い、独特な考え方による拝みの仕方が多い。 彼岸祭り 元々沖縄の行事ではないが中国から伝わったといわれ一般家庭では形式的に行なっているところが多い。本土ではお墓参りをするのが一般的と聞くが、沖縄では仏壇の前に重箱料理、御餅、お酒などを供え家族1人ずつ3本のお香、ウチカビなどで子孫の健康と繁栄を祈願する。本来の仏教で言う彼岸祭りはあの世に旅たったご先祖様に「彼岸」に行くのを手助けすると言う先祖供養の意味があると思うが、沖縄ではご先祖に対し、家族の繁栄と健康祈願するところが特徴。それはおそらく死後33年忌を経過しあの世で落ち着き、仏となったご先祖様に対しての祈願と考えてもいいのではないでしょうか。いわゆる相互供養の考えです。 スポンサードリンク 浜下り(ハマウリ) 旧暦3月3日 海は昔から魔除け、禊のできる場所と考えられています。 大潮であるこの日に浜下りし、砂浜を歩いたり手足を水につけたり額に塩水をつけるなどしてお清めをし、そして家族の健康願いをした後、重箱料理を食べながら潮干狩りを楽しみます。 清明祭(シーミー) 新暦4月5日頃〜2週間 親戚一同が墓に出向き顔を合わせ祖先を偲びそれぞれの家族で準備した重箱料理を囲み楽しく過ごします。先祖が祀られているお墓の前で子孫が楽しく歓談することはあの世にいるご先祖様が大変喜ぶようです。ただ、御願で忘れていけないことは、祖先を祀らせていただいている土地(お墓の敷地)の神様に感謝の祈りも捧げることです。 「清明祭」は沖縄では「正月」「お盆」に次ぐ盛大な行事です。 |
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