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ワカリジー(為朝岩) 浦添市前田2-11-15

ワカリジー

ワカリジーは浦添城址の東端に屹立(きつりつ)する岩で、頂上の標高は約148メートルと市内で最も高い場所となっています。

1713年に成立した地誌『琉球国由来記』には浦添市内の御嶽について記述があり、その中の「小城獄」はワカリジーに当たると考えられています。「為具岩」とも呼ばれますが、これは近代になって付けられた呼称だと言われています。

ワカリジーは、英祖王と女神職のウシキンベーとの間に生まれたイソノジー(伊祖の子)を祀った場所とされ、主に前田集落から信仰され、首里や那覇からも参拝者が訪れたといます。

沖縄戦中は米軍から「ニードルロック(針のような岩)」と呼ばれ、日米両軍の間で争奪戦が繰り広げられました。
(←左写真の説明書きより)

                 浦添市教育委員会

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